群馬県前橋市にある子供向けの遊園地が前橋「るなぱあく」。
市営の施設なので超激安です。
入場料も不要で、乗り物はなんと一回50円もしくは10円。
駐車場が少々残念で、隣接する駐車場は速攻で満車になります。
臨時駐車場として徒歩15分かかる「ヤマダグリーンドーム前橋」まで案内されます。そこまで行けば流石にガラガラですが、帰りに疲れた子供たちをそこまで歩かせるのが大変ですね。
小学校1年と2歳児の男児達を連れて行った際の様子を紹介します。
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るなぱあくとは?
概要
るなぱあくは、前橋市立の遊園地。正式名称は「前橋市中央児童遊園」で市民公募によってつけられたあだ名が「前橋るなぱあく」です。
前橋公園と隣接していて、入場料は無料。前橋公園のすぐ隣にあり、公園の延長という感覚で入ることができます。
るなぱあくって名前は世界的にもよく使われる名前(Luna Park)で海外の遊園地では100以上あります。関係あるか不明ですが、前橋ではそれ程の規模はありません(笑)
管理運営は株式会社オリエンタル群馬という会社に前橋市が委託しており、実際に働く従業員は引退された高齢者の方が多い。
年齢層
るなぱあくの対象年齢層は2歳~5歳ぐらいがストライクゾーン。4歳からはすべての乗り物に一人で乗れるので4歳、5歳が最も楽しめます。
小1息子の第一印象は、
「ここ、小さい子の乗り物ばっかりで嫌だ」でしたが、帰宅頃には初めて乗り物に一人で乗れることができ、逆に楽しめていました。
親離れを感じ始める年頃です。
4歳からは全て一人での乗車が可能なのが良いところです。
逆に、小3ぐらいになってくると、激しい乗り物は少なく、物足りなさを感じます。
普通の遊園地では、小1だと大人と同乗する必要があったり、動きが激しくて一人では怖かったりというケースがありますが、るなぱあくは小1だと1人で乗るのも余裕です。
次男(2歳)も、るなぱあくで初めて乗り物にのる体験ができ、喜んでいました。
兄ちゃんと一緒に席に座って(3歳未満は親も同乗が必要)ニコニコが絶えない様子が親として嬉しかったですね。
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るなぱあくの駐車場
るなぱあくは、前橋公園やグリーンドーム前橋のすぐ隣にあります。
南側には群馬県庁の立派なビルが建ちそびえているあたりです。地図
るなぱあくに隣接する専用駐車場は54台しかなく、開園と同時に速攻で満車になります。
専用駐車場が満車の場合は以下が臨時駐車場として利用できます。
旧県知事校舎跡駐車場
るなぱあくの道路を挟んで南側。大手町交差点の南東角のスペースです。地図
土日祝日に限り無料で開放される60台分程度の駐車場。
歩いて3分と近いため、2番目に早く満車になります。
前橋公園駐車場
るなぱあくとつながっている前橋公園の広い駐車場です。
前橋公園の利用者なら無料で使うことができます。
るなぱあくも前橋公園の仲間なので、前橋公園駐車場を利用しても問題ありません。
るなぱあくまで歩いて5分~10分ぐらい。
駐車場の出入り口は駐車場の東側(グリーンドーム側)と南側出入り口にあり、私の場合は南側から入ります。
200台ぐらいのスペースがありますが、公園利用者と共用ということもあり、昼前には満車になります。
広くて一番停めやすいのでオススメ。
グリーンドーム前橋 第1駐車場(臨時)
こちらは、グリーンドーム前橋の東側(右側)から入る大型の駐車場です。地図
379台収容できますが、グリーンドームの利用者でいつも混雑しています。
るなぱあくまで徒歩10分~15分ぐらいの距離です。
普段はるなぱあく利用には解放されていませんが、状況に応じてるなぱあく利用者にも開放されます。
前橋公園駐車場が満車の場合に利用しましょう。
料金がかかることはありません。
グリーンドーム前橋 第5駐車場(臨時)
確実に空いている駐車場ですが、るなぱあくまで歩いて15分ぐらいかかります。地図
グリーンドームの第1同様に臨時で、るなぱあく利用者にも無料で開放されます。
我が家もいつも家を出るのが昼ぐらいになってしまうので、ここに停めるケースが多くなります。
ウチの次男2歳児は結構歩くのが好きなので、15分だろうが余裕で歩きます。
ベビーカーがあれば道も舗装されているので、距離さえ耐えられればそれ程苦痛ではありません。
周辺の有料駐車場
るなぱあくの近辺には有料駐車場はありません。
最低でも徒歩10分はかかりますが、それでもグリーンドーム第5駐車場よりは近いので良ければどうぞ。
現実的なのは上記2つぐらいです。
あとは前橋駅方面で15分以上かかる駐車場なのでそれだったらグリーンドーム第5駐車場に停めるほうが無料なので楽でお得です。
予約可能な駐車場(★秘密)
余り知られていませんが、有名なTimesが一部駐車場を予約できるサービスを行っています。
B-Timesというサービスで(Booking=予約)という意味。
一日単位での予約ですが、るなぱあくまで徒歩7分(子供いると10分)、徒歩10分(子供いると13分)で600円~750円(日によって料金は変動)の駐車場が登録されています。入会費・年会費は無料です。
駐車場が予約できると運転される親はどれだけ楽か。
特にるなぱあくは、駐車場が不足気味なので土日祝日は大変助かります。
大手町月極駐車場
徒歩7分の駐車場。
通常は月極として貸し出されている駐車場ですが、B-Timesに空きスペースが登録されていて、誰でも利用できます。
場所は前橋地方検察庁の2つ隣り(東)になります。(地図:GoogleMap)
駐車場は舗装されていて広く、出入りがしやすく、一番おすすめです。
前橋千代田町第2駐車場
こちらは少し遠くなり、徒歩10分です。
多少古くて舗装がガタガタですが、駐車場としては十分です。
出入り口も2か所あって出し入れは余裕。
前橋るなぱあくの乗り物 全8種とおまけ
料金の制度
乗り物は皆有料ですが、あり得ないぐらい激安。
コイン式の遊具は10円。遊園地系の乗り物は1人50円です。
一日遊びまくっても2,000円が限界です。
遊園地系の乗り物は先に券売機で券を買います。
一回券が50円で買え、11枚つづりの券が500円。
この回数券は更に有効期限が長く一ヶ月以上あるので、余っても心配無用です。
(写真は2月25日に購入。有効期限が3月31日)
4歳未満は18歳以上の付き添いが必要ですが、乗り物券は1枚(50円)でOK。
親も子供もフルで徴収する私立系の遊園地と比べると、かなり良心的です。
まとめると、乗り物50円で、回数券の有効期限が6ヶ月。付き添いの親は無料という儲ける気がさらさらない料金制度です。だから口コミでも上位で人気があるわけです。
乗り物の年齢制限
他の遊園地と比較して制限は弱く、子供によって親が都度判断することが求められます。
4歳以上であれば制限はなく、1人でどの乗り物にも乗ることができます。
3歳以下の場合は、大人が1人につき1名付き添いで乗ればOKです。同乗者は無料。
だっこしないと乗れない場合は「だっこ乗車」に該当し、「豆汽車」「飛行塔」「メリーゴーランド」の3つだけ乗ることができます。
ルール上は6ヶ月でも乗ることができますが、そこは親の判断です。
記載はありませんが、2歳未満になると動きが激しい「くるくるサーキット」「ウェーブスターライド」は非推奨ですが、禁止はしていません。(るなぱあくにて確認)
いずれも首がやられると思うので2歳未満で体がうまく保持できない場合は当然避けた方がよいです。
乗り物紹介(小1のおすすめ順)
くるくるサーキット
くるくるサーキットはるなぱあくで一番動きが激しい乗り物で、誰もが2回は乗ります。
カートがカーブを曲がるときに激しい遠心力でガコンって叩き付けられます。
我が家の2歳児もチャレンジ。生まれて初めての乗り物です。
※2歳以上で、ハンドルに自分でつかまれればOKでした。ただし、「衝撃が結構あるので頭とかはおさえてあげて」と係りの人。融通が利きます。
長男も同時に乗りましたが、後ろの弟を優しく見守る(?)のか、泣くのを見ようとしているのか(?)振り返ってみていました。
乗った後は2人とも「もう一回!」
でももう閉園時間だったので次回にお預け。
ミニヘリコプター
兄弟2人とも楽しく乗りました。
一見地味ですが、レバーを引くとヘリコプターが上昇し、前に倒すと下がります。
7歳兄は操作に夢中。弟2歳はよくわからないけど、乗り物に興奮し、兄と乗れたのもうれしいみたい。
ミニヘリコプターの中の様子です。中央にレバー。ボタンを押すと「ガガガガガー」と銃撃音。
これ、兄弟の年齢が近いと間違いなく喧嘩になりますね。
そういう場合は別々に乗った方がいいですよ。1人50円(親は無料)なので別々にのっても十分安い!
ウェーブスターライド
こちらは珍しい自走式のお子様向けコースターです。
自走式といっても途中で何か所か引き上げる場所があります。
出発して最初のカーブを曲がったあたりでいきなり落ちます(笑)
その瞬間だけといえばだけで、後はのんびりと一周します。
7歳なので、ジェットコースターに初めて一人で乗れたことがうれしくて帰り道でも何度も話していました。
ウェーブスターライドはるなぱあくでは一番並ぶ乗り物。
1両2名の4車両で合計8名しか乗れないためです。
この日は更に運悪く1両が故障していたので3両編成。30分ぐらいの待ちになりました。
メリーゴーランド
なぜか地味に長男が好む乗り物です。
「楽しい」とは言っていましたがいまいちな様子。
本人的にはスカイランドパークのメリーゴーランドの方が断然良いみたいです。
比較的小型で一度に乗れるのが15人から20人ぐらいです。
次男はあまり興味なさそうだったのでパス。
ひこうとう
こちらは、座った状態で高いところに上がる(だけ)の乗り物です。
子供には余り興味ありませんが、かなり高いところまで上がるので絶景が楽しめます。
長男、次男は上から他の遊具を探して乗りたいものを見つけては「次あれ乗ろう!」。
観覧車的な乗り物ですね。
くじらのなみのり
波の上をゆらゆら上下に揺れながら回転する遊具。くじらの波乗り。
子供たちも余り興味なさげでパス。
まめじどうしゃ
良い写真がなくてすみません。
2人乗りの電動式カートでコースを周ります。現代風に言うとEV車。
かなりゆっくりなので、もっとスピードが出るゴーカート好きな兄7歳もパス。
次男2歳はツボにハマると思いますが、兄がパスする乗り物には残念ながら乗れません。
次男の宿命(泣)
▽関連記事→群馬で乗れる子供向けゴーカート一覧
比較的混雑しているのでまぁまぁ待ち時間はあります。
人が少なくなる夕方でも15分ぐらいの待ち。
まめきしゃ
次男2歳の命名「シュポシュポ」。電動で園内を周る豆汽車です。
7歳兄も乗りましたが終始ふてくされ顔。子供向けすぎて嫌とのことです。
3歳までが限界の乗り物ですが、個人的にはのんびり座っていられるので好き。親的には一休みできます。
券で乗車する乗り物は以上。
文化財に登録されている木馬館
園内にある木馬館は、一回10円で上下にガコガコ動く歴史を感じる遊具。
有名ですが、この建物と乗り物は国の登録有形文化財(建造物)に指定されている貴重なものです。
国内に現存する最古級の電動木馬と一体的に残る遊園施設というのが登録理由。
そんな貴重なものでも関係なく子供たちは乗っていますが、やさしく乗ってね。
遊ぶ子供たちのひいおじいちゃんあたりが遊んだかも!
ものすごく良くすべる滑り台
この滑り台の注意書きがすごく気になります。
「ものすごく良くすべります。2歳以下は危険ですから、使用禁止です」
こんなこと言われたら大人がやりたくなる!
まぁ、子供よりも調子に乗ったオヤジの方が危険かも(笑)
残念ながら、前日の雨でぬれていて使えない。
次回行ったら絶対にやる。このサイトの更新が止まっていたらこの滑り台で頭打って死んだと思ってください。
まとめ
駐車場がすぐに満車になるので停める場所が遠くなるのが残念なところ。
車で行くのが少々おっくうになる。
土日のちょっとしたお休みに行くのが程よい利用方法です。