群馬の渋川伊香保ICから北へ10分程にいちご農家が4件あります。
赤城の樽地区という場所で、須田いちご園、原田いちご園、大畠武雄園、そして陽一郎園の4農園が仲良くやっています。
それぞれで価格に大きな差はありませんが、微妙にイチゴの品種や設備の違いがあります。
本記事では、STRAWBERRY FARM 陽一郎園についてご紹介します。
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陽一郎園の特徴
陽一郎園と赤城の他のいちご園の違い
まずは、陽一郎園はいちごの品種が多いという特徴があります。
いろいろな種類が食べ比べできますが、すべてが当日食べられるとは限りません。
いちごの育ちによってその日に利用されるビニールハウスが決まるので運次第です。
次に陽一郎園は、赤城の樽地区にあるいちご農園の中では一番観光化が進んでいます。
実際はわかりませんが、資金力が豊富な印象を受けます。
駐車場がデカく、整理券で入場をコントロールし、twitterで拡散して公式ホームページも今どき。
近代化いちご園というイメージです。
他の3園は「昔ながら」という点で違いを感じます。個人的には「昔ながら」の方がいちご狩感があって好きです。
当日の情報がtwitterで確認できる点は安心できます。
運転が苦手な嫁は、1人で子供を連れていくときは陽一郎園。
初めて嫁がいったいちご園ということで慣れもあります。駐車場が広く、整備されているので好きとのこと。
希少品種「ジューシー」の生産
希少な「ジューシー」という品種が栽培されています。情報が少ないですが、群馬県内では3園しか生産していないレアな品種です。
嫁も私も期待せずに食べたら、劇ウマ!
見た目は小ぶりで三角形。名のとおりジューシーで、甘さも素晴らしい。
どちらかというと子供向けの味かもしれませが、嫁も私もこれがあるから陽一郎園に行くようなものです。
やはり数は少ないので、いつでも食べられるわけではありません。
どうしても食べたい場合は事前に電話で確認してみましょう。
その他、赤城では一番栽培品種が多く、食べ比べが楽しめます。
あきひめ、紅ほっぺ、やよいひめ、とちおとめ、ジューシー、かおり野、おいCベリー、ななか、もういっこ。
普段あまり耳にしない品種が多いですね。
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陽一郎園の利用
予約
基本予約は不要ですが、朝早めに行かないとイチゴがなくなります。
twitterで最新情報が配信されているので確認していきましょう。
予約したい場合は、じゃらんで予約は可能です。時間が限定されていて、朝9:00~10:00の枠がメインです。
大型連休でもなければ予約せずとも、朝9時頃までに行けば間違いなく入れます。
混みあっていると入れますが、いちご自体は予約できないので数が少ない場合もあります。
割引・クーポン
割引は公式サイト以外にありません。
入園料が100円引きになりますが、印刷が必要です。
スマホで画面提示の場合でも受け付けてくれますが、割引は50円引きになります。
ゴールデンウイーク時期のイチゴ狩り
特にゴールデンウイーク時期のイチゴ狩りはシーズンも終盤でおススメしません。
イチゴの旬が終わりかけていて、客数が多い。その割にはあまり安くはなっていません。
ゴールデンウイーク時(2019年)は大人1,300円、小学生1,200円、幼児(3歳以上)700円でした。
ゴールデンウイークの最終日あたりから大人1,000円(年間の最安値)になります。
期間中は稼ぎ時ですが、若干小学生が高い。陽一郎園1,200円に対して須田800円、大畠700円です。
子供の日にちなんでくじ引きなどあるからかもしれません。
GWに行く場合は朝9時までには行きましょう。
整理券が配布され、順番に案内されます。
どんどん人が入ってきて、良いイチゴがなくなって行きます。
料金
時期 | 大人 | 小学生 | 幼児 |
---|---|---|---|
12/中旬〜4/10 | 1,500円 | 1,400円 | 1,200円 |
4/11〜5/6 | 1,300円 | 1,200円 | 1,000円 |
5/7〜6/上旬 | 1,000円 | 900円 | 700円 |
どのいちご園でも同じで時期によって値段が変動します。
赤城のいちご狩りは、1~2月がピークで1,500円。3月1,300円、4~5月に1,000円が相場です。
シーズンとともに値段が下がっていきます。
STRAWBERRY FARM洋一郎園は赤城の4園の中では高め。
安さで勝負するなら、ゴールデンウイークは他園の方が安く設定されています。
須田いちご園なら大人1,000円、小学生800円、幼児600円。
大畠武雄園では、大人900円、小学生700円、幼児500円です。
品種数では陽一郎園がトップですが、質の面では素人には比較が難しい。ただ、質を言い出すと他の直売所や農協が断然上です。
狩る楽しみがあるからこそ、いちご狩りなんです。
(注)料金は2019年5月時点の比較です。
駐車場・行き方
車で行く場合
陽一郎園は、渋川方面から一番手前。他の園は道路沿いですが、陽一郎園だけは一本小道に入ります。
渋川伊香保インター、伊香保温泉方面からの場合は上記図の左側からになります。
周辺には何もなく、横長の赤い看板ですぐにわかります。
バスで行く場合
平日・土曜日に限り、渋川駅から1日7本運行しています(2019年5月現在)。
ただし、日曜・祝日は運行していません。
渋川駅からだと徒歩45分なので、バスが運行していない日はタクシーです。
渋川駅から「深山」行き、のりば4番から10分弱です。「野本橋」で降り、バスの進行方向に10分ほど県道沿いを歩けば到着します。
子供の利用
子供には歓迎色があります。
ただ、ゴールデンウイーク時は陽一郎園の小学生料金が高めなので敬遠してしまいます。
どのいちご園でも何棟かのビニールハウスがあります。
陽一郎園では土耕栽培(写真左)と、高設栽培(写真右)の2種類のハウスがあります。
土耕の方は子供がはしゃいで転んで潰してしまう心配がつきまとうのでできれば避けたい。
当日どのハウスになるかは状況によります。何日も前からではわかりません。
受粉のため、ミツバチが飛んでいますが、どのいちご園でも同じです。
子供は怖がりますが、おいしそうないちごを見つけるとすぐに忘れます。
まとめ
品種が多いのが特徴の陽一郎園。
いちご狩りの後にスムージーや、大福、どら焼きなど販売されていますが、いちご狩りの後では無理。いつも食べたいと思いますが、お腹いっぱい。
大福一つ分ぐらいはお腹を空けておくといいかも。
陽一郎園は建物、飾りつけなど観光感がいっぱいなので、雰囲気は一番盛り上がります。
どうしても個人的には落ち着いた感がある須田いちご園さんに行ってしまいます。
嫁は陽一郎園ばかりなので意見が分かれるところです。