群馬県沼田市は昔から養豚が盛んで、とんかつ屋さんがあちこちにあります。
SL停車駅でもあるJR上越線の沼田駅付近から、国道120号線の沿線に6店舗並び、「とんかつ街道」と呼ばれています。
残念ながら山彦さんはとんかつ街道の加盟店ではありませんが、使っている豚肉は地産品でおいしくいただけます。
自然が多い沼田ではワンダーフォーゲル、スキー帰りの観光客に愛される古くからあるお店です。
山彦さんについて、とんかつ定食を中心に詳しくご紹介します。
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沼田とんかつ「山彦」
場所
上越線のJR沼田駅から徒歩1分。関越自動車道の沼田ICから4km(車で10分)にあります。
シーズンになると、バスで山登りやスキー帰りの人が多くいます。
ナビは住所をセットしますが、面倒なのでJR沼田駅でもたどり着けます。
店舗は駅方面から左手。トヨタレンタリースの向かいです。
店内の雰囲気
![とんかつ山彦の店内](https://odesupo.jp/wp-content/uploads/yamahiko-inside1.jpg)
店舗を切り盛りする老夫婦も昔は山男で、店内には山登りの書籍があふれています。
ふと気を抜くと、店内では山小屋にいるような錯覚にとられるぐらいリアルな雰囲気があります。
![とんかつ山彦の店内のメニュー](https://odesupo.jp/wp-content/uploads/yamahiko-inside2.jpg)
店内の壁にかけてあるメニューもレトロ感が半端ない。
奥には所せましと山関係の書籍が山積み。そういったところが更に雰囲気を良くしています。
山好き、ワンゲル、スキー客が好む理由がわかります。
作った飾りではなく本物。都会のオシャレな店舗ではなかなか出せない雰囲気です。
座席
通常のテーブル席、お座敷席、団体客用の個室、さらに囲炉裏の席があります。
老夫婦が切り盛りする店舗にしてはかなり広い店舗です。
お座敷
![山彦の座敷](https://odesupo.jp/wp-content/uploads/yamahiko-zashiki.jpg)
通常のお座敷は3席分あります。座敷は子供がいると助かります。
団体向けの個室(座敷)
![山彦の座敷式の個室](https://odesupo.jp/wp-content/uploads/yamahiko-koshitsu.jpg)
普段は閉められていますが、団体客が来た場合に案内される座敷です。最大で25人は詰めれば座れます。
お手伝いがいない状態で団体で行くと店主が倒れます。(多分断られます)。
お客の人数よりも老夫婦が心配です。
まぁ、その場合はみんなで手伝ってあげよう。
囲炉裏式の席
![山彦の囲炉裏](https://odesupo.jp/wp-content/uploads/yamahiko-irori.jpg)
年代物の囲炉裏です。
やまめの塩焼き、郷土料理など頂くには最高のスペースです。
トイレは女性には厳しい
![とんかつ山彦のトイレ](https://odesupo.jp/wp-content/uploads/yamahiko-toilet.jpg)
店内のトイレも年を感じますが、ここはマイナスですね。
古い旅館や昔の小学校のトイレみたいに男女共用です。
奥の個室には用を足す男性の後ろを通過する必要があります。
女性には厳しいと思うので沼田駅にあるトイレまで行く方がいいでしょう。
店舗を出て右手。駅まで徒歩1分ほどなので気になる方は駅のトイレを利用しましょう。
まぁ、山登りする人は場所によってはもっとワイルドな場所もあるでしょう。
駐車場
![とんかつ山彦 駐車場](https://odesupo.jp/wp-content/uploads/yamahiko-parking.jpg)
とんかつ山彦の駐車場は6台分あります。
店舗のすぐ隣ですが、狭くて出入りが大変です。
駐車スペースも狭いので車が停まっていると出れない。(写真中央の白い車は幅が184cm)
前から入れると当然出庫はバック。入り口にあるポールの間隔が狭いので慎重になります。
店内には私以外の客はいなかったので、奥の3台はおそらく店主一家のものだと推測。
満車の場合、自信がない方は沼田駅ロータリー奥にある市営のコインパーキング(沼田市HP)でもいいでしょう。
最初の1時間無料。以降1時間ごとに100円なので格安です。
山彦のメニュー
![山彦のメニュー](https://odesupo.jp/wp-content/uploads/yamahiko-menu.jpg)
とんかつ専門ではなく、とんかつ&郷土料理です。
カツ系はとんかつ定食980円のみ!
私が好きな「ひれかつ定食」も残念ながらメニューからなくなってしまいました。
沼田はそばでも有名です。
周辺にはインター付近まで20店舗ほどのそば屋があり、山彦でもそばメニューが比較的豊富です。
次回チャレンジしたいのは山渓そば定食1,600円。
ざるそば、やまめ、うまに、わらび、とろろ、さしみこんやく、なめこ汁、おしんこがセットです。
特に「やまめ」が食べたいぞぉ。子供のころ読んだ釣りキチ三平を思い出す(←わかります?)
とんかつ定食
![山彦 とんかつ定食](https://odesupo.jp/wp-content/uploads/yamahiko-tonkatsu.jpg)
とんかつ定食980円。盛り付けは愛嬌です(笑)
20分ぐらいはじっと待ちます。
厚さは3cmはある肉厚ぶり。
沼田のとんかつは皆こんな感じですが、店舗によって柔らかさが違います。
山彦のとんかつは沼田では比較的硬め。一般的なカツと比べると十分柔らかいですよ。
分厚いカツを前歯で噛むときに、前歯の存在意義を感じます。
サクーーーッと噛み切る時間が長い。
考えてみると厚さ3cmのものを噛むことは普段ない気がします。
衣にサクサク感が弱く、後半はちょっとベタっとします。
普段ごはんは大盛りの私も、カツのボリュームもあって1杯で十分。
女性だと量が多いかもしれません。
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まとめ
沼田の山彦(沼田 山彦って氏名みたい)。
わざわざ食べに行くほどではありませんが、沼田のレジャー帰りで沼田駅を利用する方、山が好きな方にはおすすめ。
沼田のカツが1,000円未満で食べられます。
子供を連れていくのは全く問題ありませんが、ぶ厚いとんかつを食べるのは大変かも。
【営業時間】11時00分~18時00分
【定休日】なし
【電話】0278-22-2661
【住所】群馬県沼田市清水町4248-2