群馬県を春から秋にかけて毎週土曜日に運行するSLみなかみ。
シーズンになると行きの列車は満席になることが多々あります。
家族連れで乗る場合には座席は是非とも予約しておきたいものです。
当日駅できっぷを買おうと思ったら満席!!
なんて自体になったら子供ががっかりする様子は見たくない。
クレジットカードが必要にはなりますが、誰でも今すぐネット予約ができる方法をご紹介します。
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SLみなかみをネットで予約する
予約はJR東日本の「えきねっと」
えきねっとでは、確実にSLみなかみが予約できます。
それ以外では不定期で旅行会社などが発売していますが時期によるので運行していたとしても予約できるかどうかは確実ではありません。
えきねっとは、JR東日本が提供する予約サイトの名称です。
全国のJR列車が予約できますが、注意点があります。
それは予約したきっぷの受取がJR東日本管轄の駅でしかできないことです。
SLに乗車する駅(高崎駅、水上駅など)では確実に発券できるので心配はいりません。
ただ、例えば名古屋から新幹線も一緒に予約しようとすると危ない。
えきねっとで名古屋→東京のチケットは予約できても名古屋で発券できないので、JR東日本以外から乗車する場合は注意が必要です。
1人で乗るなら良いですが、子供とか連れて行くなら絶対に予約が必要。
えきねっとに限らず、JRは1か月前の10時からしか予約できません。
(例)8/31乗車のご予定なら、7/31朝10時以降発売。
事前の予約は必要か?
人気あるので絶対に予約していくべきです。
1人でフラッとついでに乗ってみるなら別ですが、複数名での予約は席がバラバラになる可能性が大。
どうしても予約を忘れた場合などは、帰り(夕方の水上→高崎行きのぼり列車)であれば予約なしでも乗れる可能性が高いです。
行きはSLみなかみ、帰りは普通の電車で帰る人が多いようです。
いつまでに予約すればいい?
当日、複数名だと下り列車(高崎9:56発)は満席でほとんど座席が予約できません。
(帰りの上り列車は比較的空きがあります)
水上行きの下り列車は遅くとも2週間前には予約が必要です。
発売は、1ヶ月間の朝10時から予約できます。
JR券の発売日を確認するツール(新幹線用のサイトですが、JR列車全て共通です)
どの席を予約すればいい?おすすめな席
JR窓口に行けばもう少し融通が利きますが、SLみなかみの予約時にはシートマップによる座席予約はできません。
えきねっとで座席が指定できるのは、以下だけです。
- どちらでも良い
- 車両の両端以外
- 車両の端付近
ウチの場合は子供が泣いたらすぐに通路に出たいので、「3.車両の端付近」を選びました。
下り(水上)方面は5号車が先頭、上り(高崎)方面は1号車が先頭ですが、残念ながら車両を選ぶこともできません。
おすすめな座席は先頭車両(下りは6号車、上りは1号車)の前の方です。
理由は、先頭の車両から機関車が見え、また停車駅でしばらく停車する場合にすぐに外へ見に行くことができるからです。
ネット予約であれば「3.車両の端付近」です。
のんびり群馬の景色を楽しみたい場合は先頭よりも中側の方が柱が少ない分見えやすくなります。
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SLみなかみの座席配置
懐かしいボックス席
SLみなかみは昔ながらのボックス席になっています。
2人掛けの座席が向かい合って4人が1ボックスの形です。
3人とか4人家族なら1ボックス予約してしまいたいですね。
座席番号は通常のJR列車とは違う
SLみなかみは、1ボックスがA席、B席、C席、D席がセットになっています。
これ、電車に詳しい人には違和感があると思います。
なぜなら、通常JRでは横並びでA~D席が並んでいるからです。
座席の列で同じ座席番号20番というのもなんか変な感じですよね。
SLみなかみシートマップ
シートマップ(車両の座席配置)はこんな感じです。
A席D席が窓側、B席C席が通路側になります。
また、偶数席は西側、奇数席が東側という配置になっています。
残念ながら、えきねっとでも座席番号を指定してのネット予約はできません。
両端(上記図で20番もしくは1番)の座席もしくは、それ以外の指定しかできません。
あとは当日のお楽しみ。
(注)車両によって20番までと、22番までの2種類があります。
えきねっとの会員登録と予約手順
会員登録
えきねっとは決済と切符を受け取る際にクレジットカードが必要です。
カードさえあれば今すぐ会員登録して、予約することができます。
利用可能なカードは種類も多く、特に年会費はかからないため、登録しておいて損はありません。
えきねっとでSLみなかみを予約する手順
スマホでの予約手順を記載します。
パソコンでもほとんど画面は同じですので読み替えてください。
ログイン
えきねっとのトップページに接続後、上部の「ログイン」を押す。
えきねっとのユーザIDとパスワードを入力後、「ログイン」を押す。
JR券申し込みへ
ログイン後のえきねっと画面で下の方にある「JR券申込」を押す。
列車を選択で新幹線のあとに特急列車の表示が下の方にあります。
その中の「その他の列車」を押す。
列車を探す
乗車日、出発時刻、乗車駅、降車駅を選択/入力します。
入力したら「次へ」を押す。
日時が不明な場合は、公式サイトで運行日と時間を確認します。
列車・設備の選択
図の「①開く」部分を押します。(←ここがわかりづらい)
すると、座席(普通車orグリーン車)が選択する画面が現れます。
普通車しかないので、「普通/禁煙:○」を押します。
人数と、座席位置希望を選択します。
乗車券は、他の駅からJR線を利用する場合には既定のまま「乗車券は申込まない」を選びます。
別に購入しない人は「乗車券も同一区間で申し込む」を選びます。
最後に「以上の内容で申込む」を押す。
あとは空席があれば、決済を進めれば完了です。
まとめ
えきねっとは何かとJR線を予約するのに便利です。
ただ、受け取りがJR東日本エリア限定なのがめんどくさい。
どこのJRも管轄JRによって予約サイトが違うんですよね。
一番確実なのは、関東圏にお住まいの方はえきねっとを利用。
その他の場合、自信がない方は、駅のみどりの窓口で予約することです。
みどりの窓口は全国対応で、聞きながら予約できるのでやはり安心できます。