日本一小さいスキー場をうたう場所が群馬県の赤城山にあります。
正式には「赤城山第1スキー場」
リフト(動く歩道のようなもの)がありますが、ほとんどの人はリフトなしで歩いて登って遊びます。
子供にとってはじめての雪遊びやそり遊びをここでデビューする人が多く、地元では有名なスキー場です。
地元で有名な理由はリフトもレンタルも利用しなければタダで利用できるから。
スキーする人には物足りませんが、子供にとっては雪天国。
広さもないので親も楽です。
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赤城山第1スキー場の概要
行き方
バスによる送迎(マイカー+山道はバス)
近くにある道の駅、富士見温泉ふれあい館に車を停めてバスで送迎してくれるサービスもあります。
山道・雪道の運転が苦手な人はこのサービスを利用するのも手です。
富士見温泉の駐車場で乗車し、40分ほど乗って「赤城大洞」で降りれば目の前がゲレンデです。
11月1日から3月31日までは一日3便。(9:10、12:05、15:35発)
バス乗り場は入口すぐにあるのですぐにわかります。
車で行く場合
無難な行き方は、関越自動車道の赤城ICより40分です。
土日のお昼前後は赤城ICの手前「渋川伊香保IC」が渋滞するので、更に手前の「駒寄IC」から普通道で行くのが裏ルートです。
それ程時間は変らないので東京方面からの人は高速代も浮きます。
駐車場の様子
駐車場は無料で約100台分あります。ゲレンデから道路を挟んだ反対側です。
混雑するようなスキー場ではなく、子供連れなので入れ替わりも早い。
満車になる心配はありません。
写真の様子は一番混雑する土曜日の昼過ぎですが、手前奥は大量に空いています。
横断歩道付近が一番ですが、さすがに空いていない。
駐車場はジャリになっているので、停める場所によっては地面が泥だらけの箇所があります。
特に雪が少ないタイミングだと顕著で、車も靴も汚れまくり。
横断歩道付近がベストなのはそのためです。
道路の凍結状況
1月に行った際はところどころ雪、凍結がありましたが運転を心配するレベルではありません。
赤城山の周辺は1月~2月になると平均気温で0℃を下回ります。
大量に雪が降る地域ではありませんが、凍結するケースが多いので安全運転で。
もちろんスタッドレス、チェーンは必須です。
ゲレンデの様子
ゲレンデは大きくは左右の2つに分かれています。
明確には決められていませんが、ゲレンデに向かって右手が子供のそり用。
左手がスキーやボードの練習をする人のゲレンデと暗に分かれています。
理由はリフト(スノーエスカレータ)が向かって左手にあるからです。
そりをする子供たちは、リフトを使わないので自然と右側のゲレンデを利用。
スキーの練習をしている人たちはリフトを使うので左側に集まるためです。
特に規則で決められているわけではありません。
左側のゲレンデ↑
スノーエスカレータがあり、スキーの練習をする子供がいます。
右ゲレンデ ↑
スキーの人がいない。みんな歩いてそり遊び。
必要な料金
ウェア、ソリなどの雪遊び道具があってエスカレーターも利用しないなら完全無料。
どこのスキー場も子供用の雪遊びエリアは入場料が必要ですが、かなり良心的。
イメージ的に雪の駄菓子屋といった感じです。
雪遊び道具のレンタル料
料金 | 備考 | |
---|---|---|
スキーセット(大人) | 2,500円 | 終日 |
スキーセット(子供) | 2,000円 | 終日 |
スキーのみ | 1,500円 | 終日 |
クツのみ | 1,000円 | 終日 |
ストックのみ | 500円 | 終日 |
そり | 500円 | 終日 |
自転車型そり | 800円 | 2時間 |
子供用スノーバイク
レンタルしたスノーバイク(2時間800円)。
このスキー場で一番高価でなんと一日リフト券と同額!
ペダルがない幼児用の自転車のタイヤ部分に、スキーのような板がついています。
これが意外とスピード出ます。小学生低学年ぐらいだと楽しめます。
130cmぐらいの身長だと足を上げていないとついてしましますが、本人は気にしていない。
この日は雪が少なかったので草の部分でハンドルをとられて何度か転倒。
最後は「もういい・・・」(笑)
スノーエスカレーター料
2012年から設置されたスノーエスカレータを利用する場合は800円支払います。
半日券はありません。
また、平日は運行していないため、土日祝日のみ利用できます。
ほとんどの人はスノーエスカレーターは利用していません。
スキーやボードの練習をする小・中学生が数人利用しているぐらいです。
子供はほとんどが、自分で歩いて登り、ソリで遊んでいます。
我が家も最初は自分で歩いて登っていましたが、自転車タイプのソリをレンタルした途端、
「パパ、背中おして~~」と甘え声。
そうなると、ソノーエスカレーターを使いたくなりますが、我慢我慢。
一回おきに押してあげることで子供と契約が成立しました。
食事とトイレ
食事はどうする?
食事ができるような施設はありません。
レンタルを行っているプレハブで中華まんが販売されているぐらいです。
赤城山を下ると赤城周辺のおいしいお店がいくつもあるので事前に調べてから行くべし。
おすすめは、とんとん広場(とんかつ、しゃぶしゃぶ等豚料理)、なかや本店桑風庵(自家栽培のそば屋)。
トイレ
スキー場自体にはトイレはありません。
道路の反対側の駐車場奥に公衆トイレがあるのでそこを利用します。
外なので結構寒い(冷)
服装
スキーウェア
ソリ遊びをするなら大人もスキーウェアが必須です。
見てるだけの大人ならダウンジャケットなどでも構いませんが、赤城山第1スキー場は標高が1,400m弱あるので気温は低めです。
温かくしていかないと寒くて死んでしまいます(寒)
子供のスキーウェアって買うか借りるか微妙ですよね。
我が家は通販で上下5,000ぐらいのものを購入。
靴
子供の靴は普通の靴では雪が入るのですぐに「いーやーだ!」
って攻撃されます。
靴だけレンタルっていうのも赤城にはないので、スノーブーツも買ってしまいました。
年何回か雪も降るので1つあると便利。
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まとめ
赤城山第1スキー場がいいのは、人が比較的少なくて小ぶりなゲレンデだからです。
狭いので子供に目を配るのも楽。
本格的なスキーヤーもいないのでぶつかるとしたら子供同士で心配も少ない。
ただ、2回、3回と行くと子供も飽きるみたいで、そうなるともう少し大きなスキー場に行くことになります。
雪遊びデビューをする場合はここで様子を見てから大きいところはどうでしょう。